リンデロンVsクリームは皮膚疾患治療薬ですので、化粧下、ひげそり後に使用しないでください。
大量または長期にわたって使用すると、副作用として皮膚が薄くなったり、皮膚の血管が
拡張したりすることがあります。顔面の皮膚は薄いので、特に注意してください。
また、症状が改善した後は漫然と連用しないでください。
●皮膚のトラブルは早く治すことがポイント。
湿疹、皮膚炎などの皮膚トラブルにはステロイド外用剤が有効です。
皮膚炎、湿疹、かぶれやそれらに伴うかゆみ等の皮膚トラブルは、皮膚の炎症により生じます。
かゆみを伴う不快な症状が長引くと、皮膚をかき続けてしまい、症状悪化やキズを残すおそれが生じます。
皮膚トラブルの治療は、炎症を早期に抑えて、症状を速やかに改善することがポイント。そのためには、ステロイド外用剤を正しく使うことが大切です。
ステロイドは人の体内で生成される物質で、強力な抗炎症作用を有します。ステロイドを化学的に合成したステロイド外用剤は、局所の炎症を鎮めるお薬です。
ステロイド外用剤は使用期間や塗布量など適正に使用いただいた場合は副作用の現れる頻度は高くありません。長期連用した場合などは、皮膚が白くなったり、薄くなる場合があります。
また水虫などの感染をおこしている部位に使うと症状が悪化することがあります。
●皮膚トラブルを悪化させない日常生活での心がけ
- 体が温まるとかゆくなるため、入浴はぬるめの湯で短時間ですませましょう。
- 体は、やわらかいタオルや手でやさしく洗うようにしましょう。
- 肌に直接触れる衣類や寝具は、ウールや化繊などのチクチクするものは避けましょう。
- 食事は、アルコールや香辛料などの刺激物は避けましょう。
●化膿を伴う皮膚症状への使用について
皮膚炎をおこすと、激しいかゆみがおこることも多く、かき続けると、皮膚を感染などから守るバリア機能が弱まり、皮膚から細菌などが入り込みやすくなるため感染して患部が化膿することもあります。
リンデロンVs軟膏は皮膚炎、かゆみなどの症状を改善するお薬です。化膿がある患部には使用しないでください。
●副作用について
ステロイド外用剤は使用期間や塗布量など適正に使用いただいた場合は副作用の現れる頻度
は高くありません。長期連用した場合などは、皮膚が白くなったり、薄くなる場合があります。
また水虫などの感染をおこしている部位に使うと症状が悪化することがあります。